海外帯同・移住時に必要な準備の一つに、日本で使用している携帯電話の取り扱いをどうするかを決めなければいけません
まずは携帯を解約するかもしくは番号保管(お取り置き)サービス登録を行うかという選択をする必要があります
※契約内容をスムーズに変更するために、
ご主人名義の契約を一時帰国時もしくは赴任前にご自身に変更しておくことが大切です
私は契約者が主人のままだったので、主人の一時帰国まで名義変更ができず、契約内容の確認すらできないという事態に陥りました!涙。
その他、準備物を知りたい方はこちら!
-
【海外赴任】日本からヨーロッパ駐在生活へ 【準備リスト |食べもの編】
続きを見る
こんなことはさくっと知りたいな
目次
携帯電話保管サービスとは?
日本の携帯電話番号を維持するメリット、デメリットは?
主なキャリアの電話番号保管サービス 状況一覧
格安SIMの電話番号保管サービス 状況一覧
現地でスマホを使うには
まとめ
目次
電話番号保管サービスとは?
海外赴任や海外留学など長期間携帯を利用しない場合、電話番号とメールアドレスをお得な料金でお預かりします
今現在日本で使用している携帯電話番号とメールアドレスを帰国時にそのまま使えるので、再度友人や家族に新しい番号やメールアドレスを通知せずに済むため便利です
※各社取り置き期間に最大年数がある場合があります
日本の携帯電話番号を維持するメリット、デメリットは?
- メリット
一時帰国の予定があるのであれば、帰国し、解除の手続きをするだけですぐに使用することができます家族、知人、友人だけでなく様々なダイレクトメールや問い合わせ先に携帯アドレスを使用していた場合は変更しなくても日本に帰国し、利用再開した時点で情報が入ってきます海外で日本のオンラインサービスを使用する場合に、日本の携帯電話番号登録が必要な場合がよくあります※海外の番号で登録しようとすると登録不可になることが多々あります
- デメリット
保管料がかかり、年1万円近くの出費になります解約した場合は、プリペイドSIMやレンタル携帯の契約が必要になりますコロナウイルスの影響もあり、いつ帰国できないかわからない場合は月額保管料がもったいないですまた、出国する際には番号保管をお願いするため事務手数料が必要になります
主なキャリアの電話番号保管サービス 状況一覧
※2021.2.22現在の情報です
全て税込表示です
各社とも古い機種は番号保管できない場合あり
docomo
家族による代理申請可
契約方法
docomoショップへの来店、インフォメーションセンターへの電話、オンライン手続きの3種
docomoのホームページへ
<内容>
・保管手続き
事務手数料 ¥1,100
情報保管料 ¥440/月
メール保管料 ¥110/月
※事務手数料以外に月額¥550かかります
初年度は計¥1,100➕¥550✖️12ヶ月=¥7,700
・必要書類
本人確認書類
代理人申請の場合は、委任状その他書類が必要
docomo本人認証について
・再利用手数料
無料
方法:インフォメーションセンターへの電話、docomoショップでの店頭手続き
au
家族による代理申請不可
最大5年
来店手続きのみ
auのホームページへ
<内容>
・保管手続き
事務手数料 ¥2,000
情報保管料 ¥372/月
※事務手数料以外に月額¥372かかります
初年度は計¥2,000➕¥372✖️12ヶ月=¥6,464
・必要書類
基本は本人確認書類
au本人認証他必要書類について
さらに詳しい本人認証について
・再利用
手数料無料
店頭手続きのみ
softbank
家族による代理申請可
最大5年の保管期間
店頭来店手続きのみ
softbankのホームページへ
<内容>
・保管手続き
事務手数料 ¥3,000
情報保管料 ¥390/月
事務手数料以外に月額¥390かかります
初年度は計¥3,000➕¥390✖️12ヶ月=¥7,600
・必要書類
本人確認書類
家族による申請は委任状とその他書類が必要
softbank本人認証について
・再利用手続き
手数料無料
店頭手続きまたはソフトバンクカスタマーサポートに電話
※すでにご主人は海外移住をしていて携帯がないと連絡がつかない方や
出国ギリギリまで携帯を使用したいという人がほとんどだと思いますので、
各携帯ショップで保管の申込書をもらい記入しておいて、出国後、家族に代理提出してもらうことが現実的です
家族申請の場合は、委任状などの書類も必要になるため、各携帯電話会社のサイトをしっかりチェックしてくださいね
格安SIMの電話番号保管サービス 状況一覧
格安スマホには携帯電話番号保管サービスはありません
しかし格安スマホに乗り換えれば、SIMフリー携帯のため現地のSIMカードを購入すればすぐに現地で使えるようになりますし
海外にいても日本の電話番号も使えるので、日本からのSMSや電話の受信も可能です
また、月額使用料が安い上にポイントサービスがついているので実質の月額使用料は1,000円以下になる場合もあります
※私の場合は、主人の会社の契約した現地のSIMを使わなければいけなかったため、SIMフリー格安スマホに乗り換える選択肢はありませんでした
※ただし、基本的に各社スマホの乗り換えは住民票がないとできないため、海外移住前に乗り換えることがベストです
それでは各社の格安SIM会社を見ていきましょう
UQモバイル
- au回線
¥1,628/月
初期費用 ¥3,240
今なら¥13,000キャンペーンバックキャンペーン実施中
UQモバイル公式ホームページ
y.uモバイル
- docomo回線
¥1,639/月
初期費用 ¥3,740
今なら現金¥22,500キャッシュバックキャンペーン実施中
y.uモバイル公式ホームページ
楽天モバイル
- docomo回線 au回線
¥980/月
初期費用¥0
今ならプラン料金1年無料と¥5,000のポイント還元キャンペーン実施中
楽天モバイル公式ホームページ
LINEモバイル
- docomo回線
¥1,480/月
初期費用¥3,740
LINEモバイル公式ホームページ
※LINEモバイルはソフトバンクのオンライン専用ブランド「Softbank on LINE」にサービスを1本化するため2021.3.31で新規ユーザーの受付を終了します
私個人的にはLINEモバイルがオススメです
海外にくると日本とのやりとりはほぼLINEしか使用しないので、LINEのデータが全てそのままで使用できるLINEモバイルは使いやすいだろうなと思います
現地でスマホを使うには
すぐに使用したいのであれば、日本からSIMフリーの機種の携帯を持っていき、現地で購入したSIMカードを日本で使用していたSIMカードと入れ替えればすぐに使用できます
ご主人に現地のSIMカードの購入を前もってお願いしておけばスムーズかもしれません
渡航中は空港では無料のWi-Fiスポットが多数あるので、逐一の連絡はできます
まとめ
各社の手続きを見ていると移住への荷造りで時間がない中、番号保管サービスの店頭への訪問不要なdocomoがとても便利に思えますね
ただし、月額使用料が他社より割高なため積もり積もると重い費用になりかねません
私はsoftbank ユーザーだったため、移住先への入国後、空港のwi-fi環境に接続し、無事の到着を連絡した後、家族に代理申請で番号保管手続きをしてもらいました
やはり子連れで無事に目的地に着くまでは携帯がないと不安だったので。。。
格安スマホに乗り換える時間もなかったため、その知識があってもそこまで手が回らなかったかもしれませんが。。。
現状の移住後の状況ですが、家族や友人、現地の保護者の方達とのやりとりは全てLINEやWhat'sup、zoomやskypを使用し、無料で行っています
全て無料のためそちらを使用し何不自由なく暮らしていますが、下記の手続き時に日本の携帯電話番号の登録を要求されました
- 日本の友人の出産祝いのために商品を日本のサイトから発注する時
- Disney +への登録のためにdアカウントを作った時
- ブログ開設にあたり、サーバーレンタル、ドメイン登録、ブログの有料テーマを
購入する時
忙しい中、色々細かく調べることは大変だと思うのでこの記事が誰かの役にたてばと思い作成しました
どんどん変わる携帯電話業界の事情!
今後も番号保管サービスを継続するかどうかは一時帰国時にも検証し、レポしたいと思います