そこで、ポーランド在住歴4年の私が「ヨーロッパに本当に持ってくるべき」と思った掃除用具・日用品をまとめました。
時間のない方は、以下を揃えてください!
- カトラリー
- 日本の包丁
小ぶりなパン切りナイフ
ピーラー(皮むき器)
日本製まな板
菜箸・お玉・フライ返し・木べら・泡立て器 - キッチングッズ
- 取り分け用小皿
サランラップ
ジップロックタッパー・ガラス容器
ジップロック
製菓グッズ
おべんとう箱
おはし箱
卵焼き器(鉄素材) - 日本の家電
- 変圧器
ブレンダー(※要変圧器)
圧力鍋
レンジ調理器
蒸し器(せいろ)
天ぷら用鍋
鉄素材の鍋
イワタニ やきまる
イワタニ あぶりや
ホームベーカリー(※要変圧器)
ただし、航空便・船便で送れない場合もあるので、まずは郵送会社に問い合わせお願いします。
ヨーロッパの掃除用具事情
サイズが大きい・作りが雑・高い・ざっくり掃除する用具が多い。
日本にあるような細やか・便利な掃除用具はほぼない。
掃除用洗剤は硬水用なので、日本の軟水想定では汚れが取れない。
アルミホイル・キッチンペーパー・ゴミ袋・使い捨て手袋・キッチンペーパー・マイクロファイバーフキンはどこでも購入できる。
洗って何回も使うぞうきん付きモップで床掃除はする。
紙製品(トイレ掃除用ペーパーなども)は高いのに質が悪い。
家の広さがわからなくても、ここから紹介するものを用意しておくと、ストレスが少なく日々の掃除ができます。
家の中も土足の文化でどうせ汚れるから、掃除道具もおおざっばなのかなと思ってるけどね〜
サッシの隙間など、細やかな部分の掃除用品はまったく売っていません!
とにかく日本から使いなれた物を持ってきましょう。
目次
【海外転勤】引越し移住準備物リスト|必要なもの【掃除用品編】
掃除用具
まずは日本から持ってくるべき掃除用具を紹介します。
■ノズル付き掃除機
特にスキマ掃除できるノズルが付いたものを日本で買ってきましょう。
ダイソンなど、現地で購できますが、説明書も現地語か英語になり保証も現地のみのため日本から買ってくることがおすすめです。
また、電源がC型プラグで変圧できるかも確認してください。
また、ダイソンなどの掃除機を日本から送る場合、バッテリー充電器が危険物扱いとなり船便でしか送れません。
うちはダイソンの掃除機を船便で送ったから3ヶ月掃除機なしだった...
日本から掃除機を送る場合は、届くまでに3ヶ月以上はかかることを覚悟しましょう。
■クイックルワイパー本体とウエット詰め替えシート
海外は基本的に靴を部屋の中でもはくので、タイル仕様の床が多く、汚れがよく付着し目立ちます。
本体は3本程度、ウェットの詰め替えシートは船便に詰めるだけ用意がおすすめです。
本体は、ヨーロッパでは販売していません。
詰め替え用ウェットシートはヨーロッパでも売っていますが、汚れの吸着が悪く拭き取るのが大変です。
詰め替え用ドライシートは日本と同じような製品が売られているので手に入りますが、割高です。
■クイックルワイパー ハンディ本体とふわふわシート詰め替え
3本程度は用意し、各部屋に置くと便利です。
ヨーロッパは備え付けの大きな家具が多く、ホコリがよく目立ちます。
100均で、ハンドワイパー入れを買っておくといいで〜
■キンチョーさっさ
洗剤をつけなくても窓やガラスの汚れや家具のホコリがさっとひとふきで取れるんです。
マイクロファイバーシートはヨーロッパでもよく販売されていますが、うまく汚れが拭き取れません。
マイクロファイバーシートにガラス用スプレーを付けても、ガラスの汚れはうまく拭き取れませんでした。
そんな時にこのキンチョーさっさを使うと、何も洗剤などを付けなくても綺麗にガラス汚れが拭き取れます。
\何回でもくりかえし使えて便利/
■隙間掃除用ブラシ
同じような製品が売ってはいますが、値段が3倍程度します。
常々言っていますが、日本の100均一は世界に誇れる日本の宝です。
こちらの記事がわかりやすいです。
もう見てないフリはしない!【ダイソー】狭い隙間のお掃除は「スキマ用ブラシ」におまかせ♪
■メラミンスポンジ
ヨーロッパでも販売されていますが高価です。
家のどこにでも置いておくと、洗剤なしでさっと使えて汚れも落ちて便利です。
ヨーロッパではどんな洗剤が主流か?
ヨーロッパは硬水のため、
フロッシュ
お掃除用品としてはポピュラーにどこでも販売されています。
硬水の文化のため、白いカルキ汚れを取る掃除用具は多いですが、日本のように痒いところに手が届くようなアイデア商品や、隙間まで掃除する商品はありません。
ただし、ヨーロッパはエコやbio文化も発展しているため、日本でおなじみのこの商品などは豊富にあります。
環境先進国ドイツ生まれの、サステナブルハウスケアブランド「フロッシュ®」。
こういった商品をうまく組み合わせて快適なお掃除をしましょう。
【海外転勤】引越し移住準備物リスト|必要なもの【洗濯用品編】
洗濯用品
■洗濯用ネット
デリケートな衣類を洗うための洗濯ネットは売っていません。
東欧の人はデリケート洗いをどうしているのかしら?と思います。
買い替えが効かない物なので、大きいもの用、小さいもの用、下着用を何枚づつか持ってくる方がいいです。
■洗濯用ボール
出来上がった洗濯物が洗濯機の中で絡まないようにするためのボールです。
子供の衣類などは小さいためよく絡みます。
これは洗濯機の中に入れっぱなしにしておくだけで絡まないため便利ですよ。
■おしゃれ着用洗剤
アクロンなどのオシャレ着用洗剤はありません。
粉洗剤、ジェルボール洗剤、液体洗剤、芳香剤の種類は豊富にあります。
女性は下着を手洗いしたり、おしゃれ着をデリケート洗いで洗濯機で洗ったりしますよね。
ちなみに洗濯機にはこのように様々な種類の洗濯用ボタンがありますのでご安心を。
■ウタマロ
こちらは個人的に愛用している石鹸です。
中性洗剤で肌荒れの心配もなく、広範囲に使用できます。
安くて靴の汚れから襟汚れ、食べこぼしまでしつこい汚れもよく落ちます。
■オキシクリーン
海外=オキシクリーンというイメージで来ましたが、ここは米国ではないためありませんでした。
つけ置きするだけで汚れが本当によく落ちるので我が家では必須の商品です。
気になる方はぜひ試して持ってきてくださいね。
スープやトマトソースのメニューが多いヨーロッパでも重宝します。
我が家ではこの製品を愛用しています。
主人のワイシャツの襟汚れが吹きかけて洗濯するだけでよく落ちます。
空気も悪く、見た目も悪いという理由で基本的に外に洗濯物を干すことは禁止されています。
そのため、こういった物干し竿を室内に置いて室内干しをしています。
場所は取りますが、これがハンガーに通す必要もなく、シワも付きにくくとてもオススメの干し方です。
日本では下記のような商品しか売られているのをみたことがありません。
日本の住宅事情と外干しが基本のためかなと考えられます。
上の写真のような物干し竿はハンガーに通す手間もなく、時短にもなるので日本でも普及して欲しいですね。
■レイコップ(変圧器なし)
ヨーロッパでは、景観を守ことと、暖炉で空気が悪いため、洗濯物は室内干しが基本で布団も干せません。
レイコップは日干しするより布団を清潔に保てる布団専用掃除機です。
布団乾燥機
小さいお子さんやアレルギー持ちの方にオススメです。
外に洗濯物を干すことは基本的に禁止なので、おねしょをしてしまった時にも活躍しますね。
ヨーロッパで手に入る掃除用具は?
ヨーロッパ・特にポーランドで手に入る掃除用具はどんなものがあるかまとめました。
ポイント
- 研磨剤入り洗剤
- 窓用・ガラス用スプレー
- 油汚れとり洗剤・スプレー
- 食器用洗剤(すぐに泡がなくなる)
- マイクロファイバーフキン
- 大型モップ
- ほうきとちりとり(プラスチック製)
- シミ取り(ドイツ製、よく取れる)
- カネタワシ
- コロコロ(ただし、衣類用で小さい)
- ハンガー(針金ではない)
以上を見ると、日本から持ってきた方がいいものが必然的にわかるかと思います。