
ヨーロッパへの海外赴任が決まったものの、なにを持っていけば満足のいく生活ができるのかわからない!
そこでこの記事では、ヨーロッパ(ポーランド)に移住した私が実際に1年過ごして、「ヨーロッパで本当に必要&持ってくればよかった」と思った調理器具をまとめました。
ヨーロッパで調理器具を調達できるか?
ヨーロッパ調理器具は売っていますが、サイズが大きい・使いにくい・値段に合わない雑な造りです。
日本にあるような便利グッズはほぼ見つけられません。
ヨーロッパ赴任にはこの調理器具リストさえそろえたら、安心です。
目次
【海外転勤】引越し移住準備物リスト|食べ物編【調理器具】
包丁
ヨーロッパに売っている包丁はとにかく切れないものが多く、有名メーカーのものは切れ味がいいですが高価です。
さまざまな海外メーカーを使用しましたが、私のオススメは日本製のGROBALシリーズです。
ピーラー(皮剥き器)
日本のKai印シリーズが、安価でも切れやすくてオススメです。
ピーラーはヨーロッパでも買えますが、切れ味が悪かったりサイズが大きかったりでオススメしません。
まな板
日本製のプラスチック素材のまな板と薄いプラスチック素材のまな板を持ってきましょう。
ヨーロッパでは使い勝手の良い小さいサイズがなく、重い木か分厚いプラスチックまな板が多く使いづらいです。
■調理器具
お気に入りのお玉やフライ返しは必ず持参しましょう。
やっぱり普段の愛用品が使いやすいです。
とにかく100均一にありそうなものも日本の3倍くらいの値段がします。
高いため気軽に購入できない上に、壊れやすいです。

【海外転勤】引越し移住準備物リスト|食べ物編【キッチングッズ】
台所周り
■小皿
お子さんがいる家庭は特にプラスチックのものをオススメします。
小さいものが本当にありません。
IKEAはあるため写真のサイズの食器は購入できます。
しかしもっと小さいもので、さらにプラスチック製はほぼありません。

下記のような商品を是非「100均」で購入してください。
たくさん種類がありますよ。
■ラップ
切れ味最悪!!!!
しかも電子レンジ不可が多いです。
これはポーランド以外の駐在員の方達もおっしゃっています。
大量に持って来るべきですね。

■製菓グッズ
とにかくクッキーの型もケーキ型も大きいです。
小ぶりで使い勝手のいいものはありません。
ケーキはタルト生地が中心のため、底の抜けるスポンジケーキ型はありません。
ポーランドの人はみんながお菓子を作るからかなと思います。
デコレーション商品はかわいいものがたくさんありますよ。
■菜箸
箸の文化がありません。
アジア食材店などで販売されているものは使い捨てか値段が高く、オススメできません。
こちらはさくっと100均一で買いましょう。
お弁当関連商品
■おべんとう箱とおはしセット
お弁当=サンドイッチくらいで手の込んだものは作りません。
そのためお弁当箱もサンドイッチ用で隙間があり、汁漏れが起きます。
子供サイズと大人サイズを持ってくることをオススメします。
寒い季節が長いヨーロッパでは下記のお弁当箱も重宝しますよ。
またお箸とセットのカトラリーはないため予備も含め2セットは持ってきましょう。
■おべんとうグッズ
お弁当をデコレーションをする発想もないため、そのためのアイテムもほぼ見かけません。
下記のグッズがあるとデコレーションしない普通のお弁当にも重宝しますよ。
- 小さい物を刺すピック
- バラン
- 銀色やカラフルな仕切りカップ
- 海苔の型抜き
- 小さいフルーツ入れ
昼食の前と後に「スナックタイム」があるため小さい入れ物もあると便利です。

リンク
■小分け用タッパー
小鍋、お弁当用、少し作ったものを保存用などよく使用しますよね。
お米用のタッパーも必須です。
ヨーロッパではお米を炊かないため、お米用のタッパーは皆無です。
また、大皿料理、食べきりもしくは大きな鍋やガラスケースに残りの料理は保存する文化のため、小分けの発想がありません。
だからなかなか小分け用商品がないのです。
タッパーも売っていますが、割高です。
【海外転勤】引越し移住準備物リスト|食べ物編【調理家電】
ここからは、あればより海外生活が豊かに感じるものを紹介していきます。
ブレンダー
ヨーロッパはひき肉が粗く硬く美味しくないことが多いです。
自分でお肉を挽いて作りましょう。
その方がジューシーでとっても美味しいです。
また野菜も大きいので余りが出ます。
それをスープやブレンダーで細かくしてお料理に入れると栄養満点です。
ブラウンのブレンダーを我が家は持ってきて、とても重宝しています。
圧力鍋
ヨーロッパだけでなく、海外はお肉といえば「骨付き塊肉」が多いです。
オーブン料理が多い国のため、骨がそのままで売られているのですね。
お肉自体はとても美味しいので、骨も一緒に煮ることができる圧力鍋があれば、簡単に時短料理が作れますよ。
ちなみに日本製はヨーロッパではなかなか手に入らないため、耐久性を考えても日本で購入できる良いランクのものを用意するべきです。
赴任先で購入もできますが、説明書が英語か現地語だったり、補償が現地語のみの対応であったり使いづらいです。
私はドイツメーカーsilit(シリット)をオススメしています。
レンジ調理器
ルクエがオススメです
お肉や野菜のサイズが大きいので、レンチンするだけで下ごしらえが早くできます
こちらではこのようなアイデア商品は見当たりません
蒸し器

ポーランドでは野菜自体が美味しいので、茹でるだけで一品になります。
蒸し器で茹でて、そのまま食卓に出しばお店のような雰囲気になります。
基本的に野菜を蒸しただけなので、使用後はさっと水で洗うだけです。
お手入れも簡単です。
天ぷら鍋
天ぷらができるセットになっているものがいいです。
串カツや唐揚げもこれで作ると日本の味を楽しめます。
こちらを我が家も愛用しています。
温度計、トング、揚げ綱がついてこの値段はかなりお買い得です!
鉄鍋
お肉がとっても美味しく焼けます。
お肉料理が多いため、現地でも売っている可能性はありますが小さいサイズはなかなかないかもしれません。
やきまる

脂を落とすことでお肉を煙が出にくく室内で焼ける調理器具です。
これが本当に便利です。
ホームベーカリー
ふわふわの食パンはヨーロッパにはあまりありません。
硬かったり、酸っぱかったりするパンが多いです。
ポーランドはチーズやハムが安いため、ふわふわの食パンを作ってサンドイッチにするととても美味しいです。
ただし、灰分率が異なるため日本から持ってきた強力粉でないとうまく焼けません。
こちらポーランドで有名な「ポーランドなび」のサイトが灰分率とヨーロッパの粉についてわかりやすいです。
お餅ももちろんないので、お米から作るお餅の精製機欲しいです。
【海外転勤】引越し移住準備物リスト|食べ物編【食器】
小さいグラス(主に瓶ビール用)

ビールメーカーのアサヒなどのお店にあるものを用意しましょう。
思った以上に日本食や日本が恋しくなります。
これを使って、お酒やお水を飲むとテンション上がりますよ。
ちなみに一般販売していないため、我が家はメルカリで購入しました。
急須
日本茶をいれる文化は海外には基本的にありません。
紅茶用のポットは売っていますが、洋風な雰囲気のデザインが多いです。
日本茶の雰囲気にマッチするものを持参しましょう。
せっかくなので、日本らしい雰囲気に拘らず、現地の特産品で可愛い食器を見つけてもいいですね。
ポーランドは有名なポーランド食器が本当に可愛く、私はそちらでティーポットを2つも購入しました。
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