低温調理に必須アイテムといえば、調理自体を行う低温調理器と調理用鍋やフードコンテナ、そして食材をいれるためのジップロックです。
ジップロックがしっかりしていていい商品なのは知ってるけど、高いねん...。袋にまでお金をかけずに低温調理したいと思わへん?
そこで「ジップロック フリーザーバッグ M 45枚入」と、コスパ最強ジップロックとして有名な「IKEAフリーザーバック」の両方で、実際に低温調理をし比べてみました。
さらに、「一回使ったジップロックを使い回しはできるのか?」も検証しました。
結論
★鶏ハム(67.5℃までのメニュー)はコスパ重視でIKEAフリーザーバック2枚重ねがオススメ!(※自己責任でお願いします)
★70℃以上の低温調理をする場合は、失敗を防ぐためにもジップロック フリーザーバッグ M 45枚入かジップロック フリーザーバッグ L 30枚入一択!
★1回使った袋はもう1度使えるけれど、シワシワになるのでオススメできない!
\シンプルモデルは口の形が違う/
\低温調理器に必須アイテムを検証/
目次
【低温調理用袋(ジップロック)】を選ぶポイント3選
まずは、低温調理に使う袋を選ぶポイントを解説します。
低温調理の袋を選ぶポイント
・耐熱が100℃以上
・ジップロックの厚みは適度な厚みがあること
・ジッパー付き
この3点の中で、最も大切なのは耐熱温度をチェックすることです。
耐熱が100度以上
低温調理器で使う袋は食材を入れて、直接お湯に投入します。
メニューによっては、水の温度が沸点の100度になる恐れがあります。
そのため、袋の耐熱温度は100度以上なら安心です。
ジップロックの厚みは適度な厚みが必要
ジップロックには適度な厚みがあるものを選ぶことが理想的です。
ジップロックの厚みについて
- 厚すぎる:鍋やフードコンテナに沈めた時に空気を逃すのが大変
- 薄すぎる:破れやすい、低温調理器にくっつくと溶ける
以前さまざまなポリ袋やジップロックで検証した結果、0.05mm以上前後がベストでした。
自分の好みの厚さもあるから、まずは気になるジップロックを試してみてな〜
ジッパー付きは必須
ジッパー付きが使いやすく、水も入りにくく便利です。
以前、輪ゴムでグルグルにしばって低温調理をしてみたらしっかり水が入って、旨味が溶け出していました。
ただし、上手に輪ゴムで口をくくれる方は、おなじみ「ワタナベ工業 お料理パック」がコスパよくおすすめ ♪
「旭化成ジップロックフリーザーバック」と「IKEAのジップロック」の製品を比較
旭化成ジップロックとIKEAジップロックの違いを比べます。
ジップロック フリーザーバッグ M 45枚入 | ジップロック フリーザーバッグ L 30枚入 | IKEAフリーザーバックM | IKEAフリーザーバックL | |
価格(2022.5月時点) | 699円 | 838円 | 299円 | 299円 |
一枚あたりの金額 | 15.5円 | 27.9円 | 5.9円 | 9.9円 |
入数(枚) | 45 | 30 | 50 | 30 |
サイズ(mm) | 189×177 | 273×268 | ||
素材 | ポリエチレン | ポリエチレン | ポリエチレン | ポリエチレン |
耐熱温度 | 100℃ | 100℃ | 50℃ | 50℃ |
耐冷温度 | -40℃ | -40℃ | 表記なし | 表記なし |
厚さ | 0.06mm | 0.06mm | 0.05mm | 0.05mm |
ジッパーの有無 | あり | あり | あり | あり |
サイト | 商品を見る | 商品を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
コスパは断然IKEAフリーザーバックですが、耐熱温度が50℃までで袋が溶けないか不安を感じます。
私は鶏ハムの低温調理(67.5℃設定)にはIKEAフリーザーバックを二重にして使って、その他の低温調理にはジップロックを使ってるで〜
比べてみると「耐熱温度」と「1枚あたりのコスパ」以外は、どちらもほぼ変わらない製品ということがわかります。
以上から低温調理メニューの設定温度によって、使い分けるのが1番いいと言えます。
旭化成ジップロックフリーザーバックがオススメの人
旭化成ジップロックフリーザーバックはS/M/Lのサイズがあり、低温調理で使うサイズはMかLがおすすめです。
IKEAのフリーザーバックに比べると0.01mmしか厚みは変わらないですが、実際に手で触って比べると、ジップロックの方が若干しっかりした厚みがあります。
IKEAフリーザーバックがオススメの人
圧倒的にコスパのいいIKEAのフリーザーバックは30枚〜50枚入りですが、写真からもわかるように異なるサイズが2種類ずつ入っているので、さまざまな食材を低温調理する予定の人にはオススメと言えます。
\Amazonならいろんなサイズのお試しができます/
【画像付き・実際に検証】ジップロックとIKEAを比べてみた
実際に鶏ハムを低温調理して、ジップロックとIKEAジップロックを検証した結果を解説します。
\低温調理器で鶏ハムを作る詳しい方法こちら/
step
1200gずつの鶏むね肉を両方のジップロック にセット
袋の違いはジップロックの方が若干手触りが分厚いだけで、チャック部分や使いやすさは変わりません。
step
2同時にお湯に入れて調理開始
1時間半67.5℃で攪拌(かくはん)しながら調理スタートです。
途中でビニール部分が溶けることもなく、どちらの袋も順調に調理ができました。
step
3時間になったら出来上がり、引き揚げます
どちらもうまく火が通ったいい色になっています。
でき上がった鶏ハムをカットします。
ジップロックとIKEAフリーザーバック、どちらでも違いはなく美味しくできあがりました。
低温調理で使ったジップロック・フリーザーバックは再利用できるか?
ジップロックやフリーザーバックは衛生面を考えても、使い捨てが基本です。
ただし低温調理のように「ラップに食材を包んでから袋に入れる」場合、しっかり包む&食材の調理汁が出なければ洗剤で丁寧に洗い再利用できます。
でも写真のように低温調理で一度使うとシワシワになるから、やっぱり使い捨てにした方がいいよ〜
まとめ
低温調理に利用する袋は、丈夫で安心の旭化成のジップロックか、コスパ抜群のIKEAフリーザーバックかどちらがいいのか検証しました。
結論
★鶏ハム(67.5℃までのメニュー)はコスパ重視でIKEAフリーザーバック2枚重ねがオススメ!(※自己責任でお願いします)
★70℃以上の低温調理をする場合は、失敗を防ぐためにもジップロック フリーザーバッグ M 45枚入かジップロック フリーザーバッグ L 30枚入一択!
★1回使った袋はもう1度使えるけれど、シワシワになるのでオススメできない!
低温調理は簡単でおいしくて最高!ジップロック とIKEAフリーザーバックを使い分けて調理を楽しんでね〜
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